成田国際空港で使用される航空燃料は、石油会社製油所などからタンカーにより運ばれ、東京湾内の千葉港頭石油ターミナルに荷揚げされます。そこから全長約47kmのパイプラインで四街道石油ターミナルを経由して成田国際空港内の第1給油センターまで運ばれて貯蔵。第1給油センターからは、空港のエプロンの地下に網の目のように埋設されたハイドラント配管により航空機直下まで払出されます。また、第2給油センターへも移送され、貯蔵されます。


日本国内の石油会社製油所などから運ばれた航空燃料は、荷揚げ用の導管を経由して、タンク群に貯蔵されます。


荷揚げした航空燃料を受け入れ貯蔵します。

千葉港頭石油ターミナルの航空燃料は、すべて「制御室」で管理されています。

タンク群に貯蔵された航空燃料は、「送油ポンプ」により、パイプラインへ送り出されます。



成田国際空港内の第1給油センターまで続くパイプライン施設の一部は、隧道(トンネル構造)になっています。


パイプラインや四街道石油ターミナルの航空燃料の監視を行っています。

中間地点に到達した航空燃料は、「送油ポンプ」で再度加圧され、第1給油センターまで送られます。


第1給油センターに到着した航空燃料は、「タンク群」に貯蔵されます。

第1・第2給油センター、ハイドラント施設の航空燃料は、すべて「制御室」で管理されています。

「払出ポンプ」によって航空燃料は、航空機が駐機しているエプロンエリアに払出されるとともに第2給油センターへ移送されます。


第1給油センターより移送された航空燃料は、「タンク群」に貯蔵されます。

「払出ポンプ」によって航空燃料は、航空機が駐機しているエプロンエリアに払出されます。



各給油センターから払い出された航空燃料は、航空機直下のハイドラントバルブまで運ばれ、給油会社(ホース、計量器、フィルターなどを搭載した給油車両)により、航空機へ搭載されます。