環境への取り組み

私たちはNAAグループの一員として、成田国際空港が掲げる環境にやさしい循環型空港であるエコ・エアポート「サステナブルNRT2050」の実現に向け、SAF(持続可能な航空燃料)の陸上搬入施設の整備や業務用車両の低公害車化、再生可能エネルギー100%電力の活用などに取り組んでいます。

SAF(持続可能な航空燃料)の導入

航空業界の脱炭素化に不可欠なSAFの活用推進に貢献しています。
成田国際空港では、多様な供給ニーズに対応するため、SAFも受入れ可能な陸上搬入施設を第2給油センターに整備しました。
これにより、パイプライン輸送と並行してSAFを受け入れる体制を構築し、安定的かつ柔軟な供給を実現しています。

SAFとは?

SAFは「Sustainable Aviation Fuel」の略で、持続可能な航空燃料と訳されます。
廃食油(使用後の天ぷら油など)や都市ごみ、植物、といった、化石燃料ではないバイオマス由来の原料から製造される航空燃料です。

CO₂削減の仕組み

従来の航空燃料が地中から採掘した化石燃料を燃焼させるのに対し、SAFは、原料となる植物が成長過程で光合成によりCO₂を吸収しているため、SAFを燃焼させてCO₂が排出されても、全体として大気中のCO₂の増加を抑制できる「カーボンニュートラル」な燃料とされています。これにより、燃料の製造から燃焼までのライフサイクル全体で、CO₂排出量を大幅に削減することが可能です。

主なメリット

①ドロップイン燃料:
既存の航空機のエンジンや空港の給油設備を改修することなく、従来の燃料と混合してそのまま使用できます。

②航空業界の脱炭素化:
CO₂排出量を大幅に削減できるため、世界中の航空会社が導入を進めており、地球温暖化対策として期待されています。

低公害車の導入

電気自動車(EV)をはじめとする低公害車の置き換えを順次進めています。
走行中のCO₂排出量を削減することで、空港内および周辺地域の環境負荷低減に貢献します。

事業活動におけるCO₂排出量の削減

業務用車両をEV等の低公害車へ順次置き換えることで、CO₂排出量の削減に貢献しています。

事業継続計画(BCP)としてのEV活用

導入したEVは、災害などによる停電時の非常用電源としても活用しています。これにより、設備の停止リスクを最小限に抑え、事業継続計画(BCP)の強化に繋げています。

リニューアブルディーゼル(RD)車の導入

次世代バイオ燃料である「リニューアブルディーゼル(RD)」を使用する車両の導入も、NAAと連携して進めています。RDは廃食油などを原料としており、従来の軽油と比べてCO₂排出量を大幅に削減できます。